Point 1

理論×演習のカリキュラムで、
身体と運動を体感して学ぶ

身につく力 論理的思考力 課題解決力

スポーツ科学コースの学びのプロセス

理論と演習をセットにして学び、自身の体感を通じて理解を深める

理論講義
演習実験・測定分析・考察レポート・プレゼン

運動生理学・演習

運動によって心肺機能や骨格筋はどう変化するか?持久力や筋力の強化にどんな運動が必要か?運動の仕組みや呼吸機能と筋機能のメカニズム、体力やスポーツパフォーマンスについて学びます。
その後、自らの運動を測定して実際の呼吸や筋肉の変化を体感。理論×演習で、実際のスポーツ活動や指導に応用できる力を身につけます。

PICK
UP !  

理論講義
演習実験・測定分析・考察レポート・プレゼン
  • 理論講義

    運動時の呼吸循環や骨格筋の仕組みを学ぶ

  • 演習実験・測定

    呼吸循環機能や筋機能を測定する

  • 分析・考察

    測定データを解析して、運動時の変化を体感

  • レポート・プレゼン

    得た結果から何が分かるかをまとめて発表

バイオメカニクス・演習

パフォーマンスを上げるには、筋力の大きさだけではなく力を発揮するタイミングや力の調節が重要。バイオメカニクスでは、走る・跳ぶ・投げる・打つ・泳ぐなどの身体運動を力学の視点から学びます。演習では走る・跳ぶ・投げるといった基本的な動作をビデオカメラや測定機器を用いて計測し、分析・考察。身体動作の基本原理を理解し、指導に生かせる力を養います。

ボールの打ち方の違いに注目!

スポーツ心理学・演習

運動やスポーツの実践、試合本番での実力発揮のためには、体力や技術だけではなく心理面が大きく関係します。スポーツ心理学では、やる気の高め方からあがり、集中力、プレッシャーなどの心理を学び、感情や思考、行動をマネジメントする方法を考えます。演習では各種の実験・測定を通して、スポーツ心理学の知識を運動やスポーツの現場に応用する方法を身につけます。

スポーツ栄養学・演習

スポーツの競技力向上や健康維持・増進のために欠かせないのが、効果的な栄養摂取。スポーツ栄養学では、筋肉や骨、スタミナなどの体づくりの栄養から、疲労や肥満、生活習慣病など健康のための運動栄養を学びます。演習では名古屋グランパスの栄養アドバイザーを務める先生の指導のもと、調理実習を行いながらスポーツ選手のための食事を学び、食品の選び方や調理方法を指導できる力を養います。


Point 2

保健体育教諭、運動指導者をめざして
人に教え、人を動かす力を養う

身につく力 指導力 コミュニケーション力 プレゼン力

教育・指導の場だけではなく、社会のあらゆる場で求められる力を磨く

健康運動指導実技

エアロビックダンス、アクアエクササイズ、ジョギング・ウォーキングをテーマにそれぞれの運動の特徴や基本テクニック、身体に与える効果などの知識を習得。次に指導する側に立ち、人々をリードする方法や安全で効果的な教え方、プログラムの作成に取り組みます。健康運動指導士および健康運動実践指導者の資格取得をめざします。

体育実技

実務経験豊富な先生の指導のもと、13科目のスポーツ(器械運動、陸上競技、水泳、バスケットボール、サッカー、ラグビー、バレーボール、テニス、バドミントン、ソフトボール、柔道、剣道、ダンス)の基本的な知識や技術、ルールを学び、体育の授業づくりの基礎となる指導法を習得します。各スポーツの歴史や文化、魅力などを改めて知ったり、教師をめざす仲間と学び合ったりできるのも体育実技の魅力です。

コーチング演習

教育現場をはじめ、あらゆる仕事の場で必要とされるリーダーシップ能力。この能力は才能ではなくスキルです。授業はグループでの協働を中心に、ミーティング、グループディスカッション、チームビルディングなどの方法や流れを学び、実践を重ねます。異なる意見をまとめながら課題に取り組み、解決に導いたり方向づけたりできるリーダーシップを身につけます。

スキー実習・キャンプ実習

スキー実習では、さまざまな雪面での滑降、スキーツアーを経験し、スキーの技能と理論を習得。キャンプ実習では、野外炊事やキャンプファイヤー、トレッキングなどを行います。自然に親しみながら、スポーツ・レクリエーション活動の技術を習得し、指導する力を養うとともに、協働性、共感性、リーダーシップなどの豊かな人間性も身につけます。

保健体育科教育法

保健体育教諭になるための、保健体育科の授業づくりや指導法、年間を通した計画、学習評価の方法などを習得します。教職経験のある先生、本学卒業生が指導にあたり、実際の教育現場の現状を踏まえた学習指導方法や、体育授業が抱える課題と改善策の探求など、これからの保健体育教諭に求められる幅広い知識と技能を身につけます。


Point 3

実際のプログラムで、
企画・運営・指導にチャレンジ

身につく力 人と共創する力 企画提案力 リーダーシップ 主体性

〈シーホース三河〉

ホームゲームをプロデュース!

プロバスケットボールBリーグ「シーホース三河」と連携し、ホームゲームのサポートやファン獲得をめざしたPR活動などに取り組んでいます。ホームゲームの2日間を「愛知学院DAY」として、学生が会場の演出やファンサービスなどの企画案をチームスタッフにプレゼンテーションし、事前準備から当日の運営まですべてにチャレンジ。現場経験を通して、企画力、プレゼン力、コミュニケーション力などを養います。

〈中日新聞社〉

名古屋フィギュアスケートフェスティバル

フィギュアスケートの普及・発展を目的に、地元のジュニア選手が日本のトップ選手と同じ会場で演技するエキシビション「名古屋フィギュアスケートフェスティバル」。中日新聞社と共に、楽しく観戦できるオンラインイベントの企画やオンラインチケットの販売を促進するアイデア、当日の選手アテンドなどに取り組みます。

プロジェクト演習

外部団体と連携し、学生が実際のプロジェクトに取り組みます。学んだ知識とスキルを活用し、多様な職種の人々と協働しながら、企画やプレゼンテーション、運営などを実践します。リアルな課題に取り組む中で、実社会で求められる協働力や共創力などを養います。

  • 小学生のスポーツ教室
  • スポーツイベントの企画運営
  • 企業を対象とした健康づくり支援
  • アスリートを対象としたデータ分析 など

〈日進市・にっしんスポーツクラブ〉

放課後運動教室「やってみよう」

バスケットボール未経験の小学生を対象に、放課後運動教室として学生がバスケットボールを教えています。ボールの持ち方、シュートの打ち方、ゲームのルールなど、未経験でも子どもたちが自然にステップアップし、バスケットボールに親しんでもらえるように、工夫を凝らしたプログラムを作成し実施。教える難しさとともに、子どもたちと共に成長するやりがいも経験し、指導力を磨いています。

〈女子サッカーチーム ラブリッジ名古屋〉

選手の身体能力を測定し、フィードバック

日本女子サッカー・なでしこリーグ1部の「ラブリッジ名古屋」。そのアカデミー(下部組織)のユース(高校生)とジュニアユース(中学生)の選手を対象に、筋力やスピード、瞬発力などの身体能力を測定しフィードバックする取り組みをスタート。アスリートの現場を体感しながら、授業で学んだ測定方法や知識の定着をめざします。日本女子サッカーのこれからを担う若手選手たちと触れ合う貴重な機会でもあり、スポーツをサポートする仕事のやりがいも身をもって体験します。

チームビルディング講義

プロスポーツチームのチームづくりや日本サッカー協会公認指導者A級ライセンスコースの講師なども務める本コース卒業生・前山幹さんを講師に迎える、「チームビルディング講義」。チームビルディングとは、各メンバーがスキルや特性を最大限に発揮し、目標を達成できるチームを作り上げていくための取り組み。チームづくりの基本やリーダーシップ、フォロワーシップのあり方などを体験しながら学びます。直近の授業でのグループワークや課外活動はもちろん、スポーツや将来の仕事の現場などあらゆるシーンで役立つ知識とノウハウを短期集中で身につけます。

卒業生・前山幹さん