健康科学科

養護教諭コース

School Nursing and Health Education

学校で唯一の心と身体の専門家として、
多様な課題と向き合い、応える力を養います。

養護教諭は「保健室の先生」として、ケガや病気の救急処置をはじめ、健康診断、保健指導、心のケア、環境衛生などを担い、子どもたちの健やかな成長をサポートします。さらに、感染症やアレルギーの対策、変化する生活習慣や家庭環境など多様な課題とも向き合い、教職員や学校医、スクールカウンセラーなどと協働していくことも求められています。

養護教諭コースでは、こうした背景を踏まえ、養護教諭に必要な専門科目とともに、健康科学部内の連携を生かして、医学、スポーツ・運動、健康指導、心理、栄養学など幅広い領域を修得。他コースの学生と協働して学ぶ授業も豊富に設け、多様な視点を身につけ、多様な課題に対応できる幅広い知識と豊かな人間力を養います。

コースの特徴

開設以来、399名の学生が養護教諭免許を取得。
豊富な実績、本学ならではの特色ある教育が強みです

  • 強み 1

    養護教諭の実務経験者による、現場に即した指導

    24年間に渡り養護教諭を務めてきた教員、養護教諭・看護師・保健師の実務経験を持つ教員などがきめ細かな指導にあたり、教育現場で真に求められる実践力を養います。

  • 強み 2

    スポーツ、健康、臨床医学など17の科目群を設置

    スポーツ科学コース、言語聴覚士コースと連携し、健康運動指導、レクリエーションスポーツ、臨床医学、言語聴覚など幅広い科目が履修可能。養護教諭に必要な健康に関する知識と指導力が身につきます。

  • 強み 3

    コースを越えて学び合い、豊かな人間性を養成

    1年次のプレセミナーやコースを越えて協働しながら学ぶ授業が豊富にあり、養護教諭に求められるコミュニケーション能力や積極性、共感力などの人間性にも磨きをかけます。

  • 強み 4

    少人数教育によるきめ細かな指導

    養護教諭になるという夢を全員が叶えてほしい。そんな思いから、少人数教育により一人ひとりの成長を丁寧に支援しています。また、学年を越えてコース一体となって助け合い学び合うムードがあります。

学びのポイント

先進の健康・医学も学び、
保健教育をリードする養護教諭をめざす。

Point 1
養護教諭へ確実にステップアップ
Point 2
学校現場で養護教諭に求められる実践力・応用力を養う
Point 3
+αの学びと資格で、自分の強みをつくる

採用試験対策

3年次より採用試験対策を本格始動。
きめ細かな指導で現役合格をめざします。

実務経験のある教員による指導、最新情報と過去実績に基づく傾向と対策、学年を越えた学び合いなどを通して、
一人ひとりの確かなステップアップをきめ細かくサポート。現役合格をめざします。

取得できる資格

多様な資格を取得して、
健康指導に強い養護教諭へ。

養護教諭のほか、中学校・高校教諭(保健)の免許取得や、
健康科学科の強みとして健康やスポーツに関するさまざまな資格も取得することが可能です。

  • 養護教諭一種免許状

  • 中学校教諭一種免許状(保健)

  • 高等学校教諭一種免許状(保健)

養護教諭の重要な役割の一つが、保健指導。学校で心や身体の成長や健康づくりを教える際に役立つ知識や技術を身につけ、保健の免許状取得には教育実習を行います。大学生のうちに学校現場で実習することで将来の力にすることができます。

健康・スポーツに関する資格取得で、将来の自分の強みに

  • 健康運動実践指導者

    健康づくりのための運動プログラムを実践指導する専門家。フィットネスクラブなどのスポーツ関連施設や介護保健施設などで活躍できます。

  • CPR-AEDインストラクター

    心肺蘇生法(AEDを含む)、応急手当の止血・包帯法、運搬法などの応急手当全般にわたる技術を習得し、学校の学生・生徒、一般企業従業員、市民などを対象として救急・応急処置の指導ができます。

活躍する未来

安心して通える学校であるために、
養護教諭の存在はとても重要です。

心身のケアから環境衛生まで、子どもたちの安心と健康のために活躍する養護教諭。
養護教諭コースでは、実務経験豊富な教員の指導のもと、実践力を徹底して養成。
300名以上が養護教諭免許を取得し、日本全国の学校で活躍しています。

救急処置/心のケア/保健指導/健康診断/健康管理/環境衛生

健康科学科を読み解く、
5つのキーワード

健康科学科ってどんな学科? どんな学びの特徴がある?
健康科学科について5つのキーワードから読み解きます。