11月11日、京都府立医科大学大学院生体免疫栄養学講座の内藤裕二教授をお招きして2024年度健康科学会講演会が開催されました。
講演のタイトルは「京丹後長寿コホート研究から見えてきた食・栄養の新展開」です。日本有数の長寿地域である京丹後市における疫学調査、特に腸内細菌について最新の知見をご紹介いただきました。さらに、「人生100年時代における健康栄養学」では健康の公平性（health equity) を実現するために管理栄養士は何をすれば良いのか、持続可能で多面的な幸せ（well- being)とは何か、グローバルに活躍される内藤先生から学生たちに熱い激励のお言葉をいただきました。講演後の質疑応答では大学院生から運動と栄養についての質問が出され、笑顔の内藤先生からお答えをいただくなど終始和やかな講演会でした。内藤先生は2025大阪・関西万博パビリオンアドバイザーです。来年万博でお会いできるのが楽しみですね。
