12月12日金曜日、健康栄養学科1年生が応用調理学実習で精進料理を学びました。今年の献立は、小豆とさつまいも粥、精進出汁ガラ入りけんちん汁、飛龍頭の含め煮、豆腐寒天の4品です。この企画は全国曹洞宗青年会の若き僧侶の方々のご協力で毎年成道会(12月8日)に近い日程で行われております。「精進料理」は動物性の食品を全く使わないだけでなく、食品全てを使い切り野菜クズを出さない工夫がなされています。自分の食べるものの命の尊さ、食品を作ってくださった方々への感謝について僧侶の方々から心に沁みるお話をいただきました。また、木村学長先生からは建学の精神である「行学一体」と精進料理についてお言葉がありました。各グループに1人ずつ僧侶の方が配属され、大変丁寧にお料理の手ほどきをいただきました。僧侶の方の中には愛知学院大学の卒業生の方もおられ、懐かしい学生時代のお話を聞いくことができました。食事の後には座禅です。驚策(きょうさく)を持った僧侶の方が見回る中、精神を集中して椅子で姿勢を正します。精進料理作りを通して、多くの学びがある一日でした。ご協力いただいた皆様に感謝いたします。

