健康科学科 学生座談会

コースを越えて仲が良い!
学び合って成長できる、
健康科学科。

新入生に向けたオリエンテーション「フレッシュマンスプリングセミナー」で各コースの代表としてガイダンスを担当した3人。学生目線から健康科学科をいろいろ語ってもらいました!

  • 子どもたちの支援をするのが将来の夢!

    言語聴覚士コース 4年

    渡辺 琉成さん

    〈愛知県立三好高等学校出身〉

  • 心の居場所になれる養護教諭になりたい!

    養護教諭コース 4年

    松田 里穂さん

    〈岐阜県立中津高等学校出身〉

  • スポーツ大好き!チアリーディング部キャプテン

    スポーツ科学コース 4年

    内島 花さん

    〈愛知県 東邦高等学校出身〉

※取材時の学年を表記しています。

叶えたい夢・好きなことに向かって

Q. 愛知学院大学健康科学科の現在のコースを志望した理由は?

渡辺さん

高校はスポーツ科学科で、大学でもスポーツのことを学びたいと思って健康科学科に進みました。言語聴覚士については実は全然知らなくて、入学後のオリエンテーションで人と触れ合って治療の手助けができる仕事だと知って、それが自分の一番やりたいことかなと思って言語聴覚士コースを選びました。

松田さん

私は養護教諭になりたいのが一番の志望理由ですが、養護教諭が学べる大学の中で愛知学院大学は学部がたくさんあり、学科の中にもいろいろなコースがあって、いろいろ学べるのが魅力でした。興味のあった心理系、心のケアが学べて資格も取れることにも興味を惹かれて、入学を決めました。

内島さん

私はずっとスポーツをやっていてスポーツが大好きだったので、スポーツ科学が学べる大学を探していました。決め手となったのは2つあって、1つ目はプロバスケットボールチーム・シーホース三河のインターンシップができるところと、もう1つは先輩がTA(ティーチング・アシスタント)やLA(ラーニング・アシスタント)として学びをサポートしてくれる手厚い教育にも惹かれて愛学を選びました。

すぐに打ち解けられる交流機会がたくさん

Q. 健康科学科に入ってみてどうでしたか?

内島さん

とにかくみんないい人。すごく仲がいいです。お互いを支え合う関係性があります。入学後すぐの「フレシュマンスプリングセミナー」とか、10人1チームになって授業に取り組む「プレセミナー」とか、スポーツ祭とか、コースを越えて交流する機会がたくさんあります。

渡辺さん

コースを越えて仲良くなった子とは今も付き合いあります。

松田さん

私は愛知出身じゃなくて、人の数も多いので初めは不安でした。でもコミュニケーションが取りやすい雰囲気があって打ち解けられました。いろんな個性があって、やりたいことは違うけどそれを否定せず一緒に学べるのが良かったです。

Q. 「フレッシュマンスプリングセミナー」はどんなことをするんですか?

渡辺さん

大学内を歩き回るものだよね。

内島さん

入学したばかりの1年生に向けたもので。コースを越えて1チーム4人ぐらいのチームになって、キャンパス内に設けられたスポットを巡って先輩から出されたお題をみんなでクリアしていく。お題は学生が考えます。

松田さん

ジェスチャーゲームとか

渡辺さん

二人三脚とか。みんなで紐付けて走ってやるとか。

内島さん

みんなでミッションをこなして、ゴール地点で集まってご飯食べて。ゲームの結果発表があった後に、コースや履修に関するガイダンスがあります。

松田さん

ガイダンスは先輩が自分のコースについてプレゼンするもの。自分が学んでいることを紹介してくれる。その後にそれぞれ自分でコースを考えたり、履修登録したりします。

Q. みなさんがガイダンスを担当したんですよね。どんなことを話しましたか?

渡辺さん

僕は自分のコースの利点、楽しいところとか、どういうことを学ぶとか、言語聴覚士コースの概要をわかりやすくまとめてプレゼンしました。

松田さん

私は学校外で頑張っていることを中心に、アルバイトに行っている障がいを持った子が集まる学童のこと、養護教諭の学びを実践できるということを話しました。

内島さん

私はパンフレットなどに載ってないことを。健康科学科ってこんなに楽しいよとか、こういう経験ができるよと。いっぱいチャレンジして楽しもうねと伝えました。

Q. プレセミナーとは何ですか?

内島さん

1年次に開講されるゼミのことで、10人1チームで振り分けられて、先生が履修のことなどアドバイスくれます。週1回ぐらい。初めは交流を深めます。

渡辺さん

レクリエーションをやりました。ドッチボールをやったり、スポーツをやったり。自己紹介のPRも作りました。

松田さん

パワーポイントで発表しましたね。

内島さん

私の所属したプレセミのゴールはパワーポイント、ワード、エクセルを使えるようになると聞きました。先生によって違うみたいです。基本的にレクリエーションとかで仲良くなって、今後使えるスキルも身につけます。

プレセミナーとは?

「プレセミナー」は、コースを越えて10人程度が1チームとなる1年次ゼミ。「LGBTQとオリンピック」を考えたり、家電を紹介するプレゼン方法を学んだり。高校までの与えられた問題の正解を解く学びから、自分で問題を探して解決するものへと変化する、大学の学び方、授業への取り組み方を身につけることが目的です。また、キャリア教育として、先輩の話を聞く機会も設けています。

自分らしい進路を模索できる

Q. 仲の良さ、元気の良さ以外に健康科学科の魅力はどんなところですか?

松田さん

いろいろな専門分野の先生がいらっしゃるので、勉強していて分からないことがあったらどんなジャンルのことも聞けるのがうれしい。あとは、プレセミナーで知り合った言語聴覚士コースの友だちと一緒に障がいを抱える子の学童のアルバイトをしているんですが、分野は違うけどある程度の方向性が似ていたりするので、関わりやすいのも魅力です。

渡辺さん

選択コースが3つあるのも魅力。解剖学とか生理学とか、養護も言聴もスポーツもすべてに必要な健康・医学の軸は1年生でしっかり学んだ後に、自分に合ったコースが選択できるところがいいなと思う。

内島さん

スポーツ科学コースには体育の教員免許を取るための授業もあるし、インストラクターやトレーナー、運動健康指導士などの道につながる資格を取れる授業もある。授業を受ける中で、自分はこれが得意・好き・苦手と分かってくる中で、どの道に行こうか、自分の将来を考える時間やきっかけがたくさんあるのがすごくいいなって思います。

Q. 愛学全体や日進キャンパスについてはどうですか?

内島さん

日進キャンパスは自然が豊かで桜も紅葉もきれい。グラウンドもスポーツ施設も充実しているから運動する子にはとてもおすすめ。あとは保健センターが無料で受けられる。お医者さんがいるので気軽に行けるし相談しやすい。学食は安くておいしいです。

渡辺さん

広いからあんまり密にならなくて開放的なのもいいね。

松田さん

高校時代、オープンキャンパスで他大学にも行ったけど、愛学の雰囲気の良さは別格。ウェルカム感がすごかった。

内島さん

私も愛学のオープンキャンパスに行ってみて、明るい感じとか受験生の不安要素を分かってくれる感じが良くて。入ってみてその通りだった。あとは先生との距離が近い。大学の先生って遠い存在のイメージがあったんですけど全然違いました。

松田さん

なんなら大学の方が先生との距離が近い。高校は生徒と先生という関係性だったけど、大学って一個人の集まりみたいな感じ。先生といろいろな話ができるのが楽しいです。

自然豊かで広大な日進キャンパスが学びのステージ。

好きなことを学べるのは楽しい!

Q. 大学での学びは難しいのでは…と不安に思う人も多いようですが、実際どうでしたか?

渡辺さん

基礎からしっかり学べるので、そこまで難しくはないかな。あとは、仲間がいるのでそこでわからないから教えてとか、助け合える。

松田さん

養護教諭を志望するなら、教職も結構入ってくるから時間割的には詰め詰めで多分大変だと思う。でもそれはみんな同じなので、一緒に助け合ってやれます。TAの人もいてサポートしてくれます。

内島さん

勉強は大変じゃなくむしろ楽しい!大学でスポーツを学んでから、部活の顧問の先生が言っていたあれはこういうことだったんだ!と分かったりして面白い。私はTAに選ばれて後輩にサポートできる場面もあって、それもやりがいがありました。

渡辺さん

言語聴覚士コースは、ほとんどの人が入る手話サークル(もみじ)があって。そこで情報交換とか先輩たちの就活の状況などを聞くことができました。

松田さん

実習で授業を考えるんですが、過去の先輩の資料があるのでそれを参考にしていました。3年4年の合同ゼミもあったので、4年生が教員採用試験についての不安などの質問に対応してくれました。あとは、オープンキャンパスで3、4年生が一緒に運営するので関わりあってその際に話を聞いてもらったり。

Q. 高校までと大学での学び方の違いはどう感じていますか?

渡辺さん

大学での勉強スタイルは、自分で調べるのが基本。高校の時は教科書しか見ていなかったけど、大学生になってからはいろんな資料を見て図書館行って調べています。

松田さん

高校までは知識を詰め込んだり、決められたことをやったりすることが多かったと思いますが、大学では自分は何をやりたいのか?を考えて自分で選択します。あとは、学年が上がるにつれて専門性が深まるので、養護教諭になった姿が想像しやすくなって勉強が楽しくなりました。

向き合いたい社会の課題に取り組む

Q. ゼミ、研究はどんなことを行っていますか?

渡辺さん

4年の病院実習では1人の患者さんにつきますが、そのことをレポートにまとめて卒論として出します。

松田さん

私は、アルバイトで行っている学童の社員さんなどにインタビューさせてもらって考察して、発達障がいの子と養護教育の関わり、特別支援教育での養護教諭としての役割を研究テーマにしようと考えています。カラーセラピーの資格を取って子どもに与える色の効果とか、LGBTQについて研究している子もいます。

内島さん

ゼミの研究テーマは、“社会の問題をスポーツで解決しよう”。シーホース三河のホームゲームサポートや、SDGs推進を目的とした小中学生のサッカー大会「AGU CUP」の企画・運営、SNSを運営していかにフォロワーが伸ばせるかデータを取ってマーケティングするなどいろいろ行っていました。卒論では、若い女性が痩せ過ぎていて、それによって病気のリスクが上がるということをテーマにしています。他の子は、スポーツとLGBTQ、サッカーチームのSNSマーケティングの方法など、いろいろなテーマに取り組んでいます。

「AGU CUP」では、子どもたちへの指導やSDGsをテーマにした企画に挑戦。

自立や主体性が育つ大学生活

Q. 高校時代と比べて、成長ができたと感じることはどんなことですか?

松田さん

一人暮らしをして勉強もアルバイトもして、自分の力で生活する力はついたかなと。あとは目標に対してどういうことをしなきゃいけないか、先を見通す力はついた気がします。

渡辺さん

大学に入ってから、些細なことでも「ありがとうございます」っていう感謝の気持ちを伝えることができるようになりました。先生、先輩、友達、アルバイトなどいろんな人と関わることが多くなったからかな。実習でも患者さんと先生の「ありがとう」のやりとりも見ていて、心を通わせる大切さを感じています。

内島さん

私は主体性がついたと思います。大学は自由度が上がる分、自分がしっかり意思決定して選択してかなきゃいけない。あとは表現力もついたかな。チアリーダーをやったり、授業でプレゼンしたり、人前に立つ機会を結構与えてもらったので、相手がどんなことを聞きたいか、どんな気持ちでいるか、汲み取ることを大切にしていました。

学びと経験を得て、自分らしい道へ

Q. これからの夢、目標はどんなことですか?

渡辺さん

はじめは病院勤務になると思いますが、そこで基礎を学んで臨床をしっかりやってから、将来は子どものための言語聴覚士として働きたいと思っています。その前に国家試験にパスしなくてはいけませんが、先生のサポートや大学での模擬試験など合格への支援があります。教科書や検査道具が揃う自習室もあり、そこで学び合ったりもできます。

松田さん

夢は養護教諭になること。今は子どもの問題がすごくたくさんあるので、一つの居場所になれるようなケアを大事にしたい。ちょっとしたサインにも気づいてあげたいと思います

内島さん

広告の営業がやりたくて、直近の目標はトップセールスマンになること。自分の頑張りで社会が健康に、みんなが健康になっていく仕事がしたいです。人との関わりを大切にして、根本のお悩みを解決したい。寄り添える人になりたいですね。

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渡辺さん

言語聴覚士になるための専門的知識はもちろん、人として大事なこと、専門以外のスポーツなど多様な学びが得られます。健康科学科で自分の世界を広げよう!

松田さん

同じ夢に向かって一緒に頑張る仲間もいれば、違う道をめざして刺激し合える仲間もいます。学び合って支え合える環境の中で、自分の未来をひらこう!

内島さん

部活のキャプテン、TA、大学のPR動画出演、ゼミでの取り組みなど、たくさんの学びや経験が自分を成長させてくれました。いっぱいチャレンジして楽しもう!