健康栄養学科

講師

熊谷 琴美

KUMAGAI Kotomi

まだ、山は降りていない。登っている

有限会社ケアーズ・白十字訪問看護ステーション代表取締役所長、訪問看護師の秋山正子先生の言葉です。秋山先生が担当された、がんで余命3か月と診断された患者さんの言葉です。私も在宅医療に携わり、患者さんが最期まで諦めずに治療を頑張ってこられた姿を見てきました。この言葉から決して諦めず、強い気持ちを持ち続けることの大切さを学んでいます。

職位/学位 講師/博士(栄養科学)
資 格 栄養士、管理栄養士、在宅訪問管理栄養士、在宅栄養専門管理栄養士
担当科目 臨床栄養学

学生、あるいはこれから入学を目指す方へ

大学では管理栄養士に必要な専門の知識を多く学びます。卒業後、患者さんへ学んだ知識を伝えることで、患者さんの日々の生活の支えになり感謝されます。さらに、大切な出会いにつながるきっかけになります。4年間が充実した学びの時間であることを願っています。

研究紹介

地域包括ケアシステムの中で、介護予防から看取り期においての管理栄養士の栄養支援について研究をしています。行政との連携(総合事業等)、診療所の外来栄養食事指導における介護予防、居宅療養管理指導(訪問栄養食事指導)における多職種の連携について検証していきます。

私と健康

日頃からジョギングをしています。忙しい日は3kmぐらいしか走れませんが、時間があるときは5~10km走るようにしています。全身の疲れがとれて、心もスッキリします。

今はまっていること

在宅医療の居宅療養管理指導(栄養食事指導)を実施しています。月2~3日、患者さんのご自宅を訪問しています。管理栄養士として、患者さん、ご家族のために美味しく食べる提案を行い、栄養状態の維持、改善に努め、自宅で安心して暮らせるよう支援しています。患者さんやご家族からいただく感謝の言葉は私の活力になっています。