健康栄養学科
教授
渡邉 智之
WATANABE Tomoyuki
「真実への扉を開ける力」
職位/学位 | 教授/博士(医学) |
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資 格 | 福祉住環境コーディネーター2級 |
担当科目 | 公衆衛生学、公衆衛生学実習、健康管理概論、医療福祉概論、環境健康医学 |
学生、あるいはこれから入学を目指す方へ
現在、日本人の平均寿命は世界的にもトップクラスの水準にあります。しかし、寿命が長いということだけが本当の幸せでしょうか?寿命が長くても健康でなければ生活の質(QOL)は低下し、その人にとって幸せな人生とは言えません。いわゆる「健康寿命」を延ばすために必要なものは様々ですが、その中でも重要な要素としてあげられるのが「栄養」です。健康栄養学科では、管理栄養士となるために必要な知識や、技術を身につけるためのサポートをします。
また、大学時代の友人や経験は今後の人生において、かけがえのない財産となります。一人でも多くの仲間を作って勉学以外のことにも積極的にチャレンジし、充実した学生生活を送ってください。時間は有限のものですので(特に学生時代の時間はあっという間です)、「今」という時間を大切にしてください。
研究紹介
- 認知症の人を含む高齢者の運転特性
- 高齢者の生活習慣と認知機能との関連
- 寿命延長への寄与からみた都道府県格差
- COVID-19が寿命変化に与える影響(国内・国際比較)
私と健康
元々、数学が好きで大学は理学部数学科に入学しましたが、在学中に数学で人の役に立てることがないかと思い始め、医学系(公衆衛生学)のゼミに入りました。ゼミでは数学の知識を活かせる医療統計学や疫学を学び、ついには医学部の大学院博士課程に進みました。大学時代が大きなターニングポイントとなって、今の私があると言っても過言ではありません。
今はまっていること
はまっていること、というよりは、好きなことは「家族と過ごす」ことです。私には4人子どもがいますが、帰宅するとたいてい誰かが話しかけます。限られた時間でも学校の話を聞いたり、冗談を言ったりするなど、楽しく過ごしています(疲れているときは、話を聞くのが大変ですが)。在外研究で家族とアメリカで過ごしたときも、慣れない環境の中で家族がお互い協力し合って充実した日々を過ごすことができ、あらためて家族の絆を感じることができました。