早瀬 須美子

管理栄養士は国家資格です。手に資格を持つということは、将来に向けて安心を得ることに繋がります。私は、夫を突然死という形で亡くし、子供もなく、一人になってしまいました。でも、この資格のお陰で何とか一人でも生活に困ることもなく暮らせています。資格がなかったら、ごはんも食べられない生活だったかもしれません。管理栄養士という仕事は、多くの方の健康をサポートする、とても価値のある仕事です。ただ、食に興味の無い方には不向きかもしれませんが、食に少しでも興味がある方ならとても良い仕事だと思います。4年間の大学生活は、卒業前の国家試験もあり、とても忙しい日々となります。が、将来のことを考えるととても有意義なものとなることでしょう。是非、将来同じ管理栄養士として、頑張ってみませんか？

対象者・支援者（栄養士）の負担を軽減できる栄養調査・支援対象者の摂取状況を確認することは、栄養指導の実施には必要不可欠である。しかし、摂取状況の確認のための食事調査は、まだまだ対象者・支援者にとって負担が大きいのが現実である。食事支援の目的は、対象者の行動変容にある。調査が目的ではない。この点から考えると、もっと対象者・支援者（栄養士）の負担を軽減できる栄養調査・支援法を模索し、食事支援による行動変容により、多くの方の健康をサポートできる体制に寄与できたらと考える。

研究テーマ

① ICT（LINE）を活用した、肥満に起因する労働災害防止及び生活習慣病防止のための食事指導効果の検証
② 管理栄養士による目測による栄養調査の検証
　（料理写真から、摂取した食品の種類、重量を正確に把握するために必要な知識とトレーニング法の構築）