健康科学科 スポーツ科学コース

客員教授

石田 直章

ISHIDA Naotaka

自分自身の能力・力を知ることと、それ以上の能力を発揮する様に努力することを心掛けています。その為に自分の好きな事のそばにいる事が大切です。

職位/学位 教授/博士(生理学一般)

学生、あるいはこれから入学を目指す方へ

4年間で何を目指すか。そして、4年間でどんな自分に成りたいのかというビジョンを明確に持って生活して下さい。さらに言うならば、卒業してからの自分もイメージしてみて下さい。必ずしも思い通りには行かないかも知れませんが、漠然とした生活を送るのではなく、具体的なイメージを持って生活していく事で、目標のブレない生活を送る事ができると考えています。

研究紹介

障がい者スポーツ、特に私自身が関係するパラパワーリフティングの強化について、様々な方法を用いて生理学的実験を行い、提案をしたいと考えています。例えば、トレーニングや試合における試技中のマウスガードの仕様について、その効果を検証中です。また、ベンチプレス中の動作分析を行い、適切なフォームを見つけることを継続して実施しています。

私の大学生時代

大学時代は、陸上競技で槍投げを行っていました。それと同時に一方では、週に1度、知的障がい児特別支援学校に通い、特別支援教育に内在する様々な課題を見つける様にしていました。その中に体育やスポーツが果たさなければならない取り組みのテーマがある事に気付き、取り組むために大学院へ行くことを考えていました。それが現在の自分へと繋がっているのだと思います。

今はまっていること

時間をつくって、できる限り自分自身の体を使って、トレーニングをしようと考えています。つまり、歳をとっていく自分の体と素直に向き合い、何とかして体力維持しようという訳です。しかしながら現実は厳しく、その時間が確保できなかったり、無理をしてトレーニングをして関節が痛くなったりと、前途多難です。音楽を聴く趣味と両立させて今後は頑張るつもりです。