健康科学科 健康科学科
伊藤ゼミ
指導教員 | 伊藤 ⾼⾏ 教授
専門分野・研究テーマ
私の専門分野は、医学・生物学ですが、研究テーマは健康に関連する課題を幅広く扱い、その中には疾病予防やスポーツ関連の健康増進も含めます。
ゼミの目標
- 社会人として必要な「基礎体力」となる情報収集力・思考力・分析力・表現力を伸ばす
- 自分の将来を見据え、必要な専門領域に関する興味を深めるような研究ができることを目指す
- ただし、伊藤ゼミとしては健康や体について関連した領域の興味を深めてもらえることが望ましい
- ゼミの人間関係を通し、リーダーシップや協調性を育む
ゼミの方針
- 世界がいまだ経験したことのない少子高齢化社会に突入した日本では、平均80年を超える人生を健康に全うできるための知識やその実践が強く求められるようになります。それに関連した職種を考えている人の学びの手伝いができればと考えています。
- 学生間で協力しながら互いの学びを進められる姿勢を養うとともに、お互いを公平な立場から建設的に批判できるというチームとして仕事に従事する社会人としての基本スキルを身につけることも大切だと考えています。
- グローバリゼーションの今日、最新の情報はほとんどが英語で発表されるため、研究を進める中で英文論文に少しでも挑戦したいと思う人は歓迎します。
卒業までのスケジュール
スケジュールは年度毎のゼミのメンバーの自主性と能力によって柔軟に考えますが、基本は次のようです。
3年次
まず「健康科学総合演習Ⅰ、Ⅱ」(3年次)では、将来の仕事を念頭に各自がテーマとなる自分の興味を絞り込んでいくとともに、各自が考えたことをゼミのメンバーの間で共有できるスキルを身につけることを目標とします。私も自らの専門から話題提供をしたいと考えています。
4年次
これを達成した上で、4年春学期・秋学期の「専門セミナー」では卒論のテーマの決定、研究方法の立案・実行、研究結果の解析・考察、論文執筆という順序で4年次の11月末の完成を目標に進めていきます。
地下研究室には分子生物学的実験ができ、実際に研究をした先輩もいます。
授業時間外の活動
ぜひ、大学生活の仕上げとして自分の知的能力の限界にチャレンジしてもらいたいと考えますが、それは授業時間外での努力によるところが大きくなります。資料の収集、分析、評価、整理、プレゼンテーションの準備等はすべて授業外にて行い、進行状況を授業で確認する進み方が理想です。科学実験を含めた研究の場合は、実験はほとんどが授業時間外の活動となります。
卒業論文のテーマ
過去の卒論
- アルコールと喫煙の関係性
- 臓器移植における臓器提供の問題について
- 着地動作で回内足が下肢の衝撃吸収動作に与える影響
- 笑いと健康
- 運動会は本当に必要か
- あがりについて
- 妊婦の就労環境と子育て
- 大規模災害と災害医療
ゼミ風景
ゼミ学生に対してはオフィスアワー以外でもできるだけ対応する時間をつくるようにします。