健康科学科 健康科学科
大澤ゼミ
指導教員 | 大澤 功 教授
専門分野・研究テーマ
「健康科学における意思決定」をキーワードにして、医学・医療を中心に健康科学の幅広い領域の中から研究テーマを考えます。
ゼミの目標
- 4年制の大学卒業生に相応しい教養や態度を身につける。
- プレゼンテーションや論文作成の際に必要となる知識と技術を習得する。
- 健康科学に関係する諸問題に関心を持ち、対策を考えることができる。
ゼミの方針
健康科学総合演習ⅠとⅡおよび専門セミナーⅠとⅡの2年間で目的とするのは、4年制の大学卒業生に相応しい思考力、プレゼンテーション能力、日本語作文能力、コミュニケーション能力等、「社会人として生きる力」を獲得することです。健康科学という専門性を学ぶと同時に、教員や他のゼミ生との人間関係を大切にし、より高いレベルの自分に成長したいと思う学生に履修してほしいと思います。
卒業までのスケジュール
3年次春・秋
次年度の卒業論文執筆に向けて、健康科学における問題点を整理する。書籍、論文、インターネット等の情報収集、教員や他のゼミ生との討論等から、卒論研究のテーマ、目的、意義、計画等を考える。
また、将来の進路に向けての準備も並行して行う(就活の準備)。健康科学という専門性を活かして将来どのように社会に貢献すべきかを考え、討論する機会も設ける。
一連の過程を通して、プレセミナー等で習得した「情報の検索と収集」「情報の吟味(科学的な評価)」「情報の整理(論理の展開)」「プレゼンテーション資料の作成」「プレゼンテーション」「文章作成」等のスキルアップを図ると同時に、社会で活躍できる人間としての基本的な資質を養う。
4年次春
卒論のテーマを決めるために、情報を収集し(書籍と論文を重視)、小論文にまとめる。教育実習に行く学生には、実習をサポートする。
4年次秋
必要に応じて調査や実験を行い、関連する論文や書籍を用いて卒業論文を執筆する。
完成後は、パワポを用いてプレゼンテーションを行い、その内容について討論を実施する。
授業時間外の活動
特に決まってはいません。希望に応じて、ゼミ全体として、あるいは個別に対応(活動)を考えます。
卒業論文のテーマ
過去の卒業生のテーマ
- 「スマートフォンが心身の健康に及ぼす影響」
- 「あなたは出生前診断を受けますか」
- 「赤ちゃんポストの是非」
- 「日本人の働き方を考える」
- 「高齢者における運動」
- 「受動喫煙による健康被害とその対策とは」
- 「保険医療制度はどこまで継続できるか」
- 「子宮頸癌ワクチンの接種の是非」
- 「子どもの貧困と健康」
- 「長距離選手の貧血問題」
- 「人生の最終段階でどのように治療を決定していくのか」
- 「新型コロナウイルスによる身体および社会への影響」
- 「学校における食育の在り方と意義」
- 「学校におけるLGBTQ+教育の必要性」
- 「ブラック校則をなくすために」
ゼミ風景
過去の大澤ゼミ生からの紹介
- 「自由な学びがあり、成長できるゼミです! 健康について、幅広い視点から考えることができます。様々な分野から人が集まることも特徴のひとつで、就職活動の時にはゼミのメンバーに助けられました。就職活動、社会人に向けて大澤ゼミで学び、成長しましょう!」
- 「程よい距離感で居心地のよさがあり、自由度の高いゼミなので、自分のペースを大切にする雰囲気があります。また、将来の進路を優先的に考えてくれ、対策も行ってもらえるので、就職活動や教員採用試験に集中できること間違いなしです!」
- 「様々なことを経験したからこそ、みんな夢や目標は違うけど、お互い高めあえる仲間に出会えます。健康科の魅力がつまっています。」
- 「早い段階から就活の準備ができるので、3月になっても焦ることなく面接などを受けられます。」
定年まで10年を切り、大学教員としての終活段階に突入しています。私は今まで、「まじめに、誠実に、常に人に優しくしていれば、きっといつかは良いことがある。また、それに気がついて応援してくれる人が必ず現れる。」と考えて生きてきました。こういった人生観を共有できる学生に集まってほしいと思います。
なお、面談はアポを取るのが確実です。ohsawa@dpc.agu.ac.jpへメール、もしくはチャットでお願いします。