愛されるチームづくりを
めざして。

健康・ビジネス分野 プロスポーツ分野

豊通ファイティングイーグルス株式会社 (プロスポーツ運営)

伊藤 愛実さん

チームの試合運営からグッズ、ファンクラブまで担当。

Bリーグに所属するプロバスケットボールチーム「ファイティングイーグルス名古屋」でフロントスタッフとして働いており、今は試合運営・グッズ・ファンクラブを担当しています。試合運営では、試合が円滑に進められるように相手クラブや運営に関わる各所(中継映像業者、人員手配先、演出業者、会場設営業者、飲食出店業者など)とこまめにやり取りをし、事前準備と当日の運営全体を管理します。

グッズでは、販売するアイテムを決めるところからメーカーの選定・デザイン決め・検品までの制作全般に携わり、商品の在庫管理やオンラインショップの運営も行っています。ファンクラブでは、シーズン開始前からファンクラブの募集概要や特典内容を考え、募集開始に向けて準備を行い、お客様対応や会員数増加の為にPRなどをしています。

ファンの喜ぶ姿を見られることがやりがい。

グッズは、どの年代・性別をターゲットにするか決めた上でアイテムやデザインを決めますが、形としてできあがった瞬間に楽しさを感じ、実際に販売をして狙っていたターゲットに当たった時やファンの方々の好評な反応を見ることができた時にはやりがいを感じます。

また試合当日、ファンの反応を間近で見たり、観戦を楽しんで帰っていく様子を見たりできた時に嬉しくなります。

各担当すべて一人でやっているわけではなく、企画・準備等は他のメンバーとも相談しながら実施しており、どうしたらお客様に楽しんでもらえるかをメンバーと相談している時間も楽しいです。

グッズのマフラータオル

インターンシップでの体験から、今の道に。

この仕事に進むはじめのきっかけは、シーホース三河のインターンシップに友人と参加したこと。大学3年生から本格的に参加するようになり、フロントスタッフの方々が働く姿を間近に見るうち、裏で支える仕事に興味を持ち、この道に進みました。

「シーホース三河」インターンシップの様子

ホームゲームを体感して生まれた悔しさ、難しさがバネに。

シーホース三河のホームゲーム2試合を学生が企画から準備、実施する機会をいただき、その際に統括を担当しました。広報やグッズ、イベントなど、各チームに分かれて自分たちが考えたやりたいことをフロントスタッフの方々に提案して、実施に向けて各チームに分かれて準備を進めていき試合当日を迎えました。

当日はファンの方々が楽しんでくれている様子を見ることができとても嬉しかったのですが、準備段階で詰め切れていなかったことが運営中に明るみになり、課題点も多く悔しい気持ちが大きかったです。この機会を通じて、統括としてチームをまとめることの難しさを実感し、悔しいと感じた出来事を次に生かそうと思えたことが自身の成長につながる良い経験だったと思います。

今の仕事に通じるのは、大学時代の学びと経験。

エアロビックダンスの授業を受講したことをきっかけに、ダンスや新体操の経験がある同級生とエアロビックの大会に出場しました。仲間と協力して達成感を得ることの嬉しさを体感し、自分から提案する行動力もついたと思います。

大会までの練習期間は4ヵ月程しかありませんでしたが、苦手な部分は得意なメンバーが教えるようになったり、どうしたらより良いパフォーマンスができるのかをメンバー全員で意見を出し合ったり、次第に雰囲気が変わっていったことがとても印象的でした。今の仕事でも課題点が見つかった際に、どうしたらより良くなるか改善策を考え自分から発信できているところはこの経験があったからだと思います。

チームの認知度アップに貢献したい。

今働いている「ファイティングイーグルス名古屋」はまだ認知度が低いため、もっと知る人が増えて地域に愛されるチームづくりに貢献したいと考えています。そのために自身のレベルアップし、自分から企画・立案を常に発信していけるようになりたいと思っています。

Message

きっかけを大事にして行動しよう。そこから新しい未来がはじまる!

大学生活は意外とあっという間に終わります。授業を受けてアルバイトをして適度に遊ぶだけでも十分楽しいと思いますが、授業の空き時間を活用して資格を取得したり、サークルや部活に入って他の学部学科の学生とのつながりを増したりすることで、学生後の人生もさらに楽しさが増すと思います。

私が今の仕事を知ったのは、友人とインターンシップに参加したことがきっかけですが、まさか自分がその仕事に就くとは思ってもいませんでした。興味があってもなくても、きっかけがあれば行動してまずやってみることで何か新しい発見があると思うので、たくさんのことを吸収しながら大学生活を楽しんでもらえたらと思います。