野球ウェアの開発生産チームに所属しており、主に製品の生産管理を中心に行っています。自分が関わったモノが、スポーツ店などの実店舗やECサイトで販売されているところを見た時や、実際に野球やソフトボールをしている人たちが使用してくださっているところを見た時にとてもやりがいを感じます。

株式会社エスエスケイ (商品開発)
稲垣 咲良さん
野球ウェアの開発生産チームに所属しており、主に製品の生産管理を中心に行っています。自分が関わったモノが、スポーツ店などの実店舗やECサイトで販売されているところを見た時や、実際に野球やソフトボールをしている人たちが使用してくださっているところを見た時にとてもやりがいを感じます。
今の仕事に進むきっかけとなったのは、部活動です。男子ソフトボール部のマネージャーとして所属しチームを支える中で、こういう商品があればいいのにと思うことが多くありました。大好きなソフトボールをマネージャ-という形で経験し、大変だった経験も含め、さらにソフトボール好きになり、好きなものに携わりたいと思いました。
仕事のアイデアを出す際に、役立っているのが実技授業で学んだこと。スポーツをする時の身体の動き、より良いパフォーマンスの出し方などを思い出し、どんなウェア、どんな機能性があれば良いかを考え、いろいろな案を出すことができています。
「体育実技」授業の様子
ゼミでは、プロバスケットボールチームの運営に携わりました。学生だけではなく多くのプロの方々と一つのことを成し遂げる経験が、自分自身をとても成長させてくれました。目的を持ち、多くの人たちと協働し、時には自分が引っ張り、4年間やり遂げたことことは社会人になった今でも良い経験だったと感じます。
健康科学科は、同じ意識や目標を持った人、違う夢を持つ人などと切磋琢磨して学び合えて、そうした良い環境を支えてくださる先生方がいらっしゃいます。とても恵まれた環境だと思います。またスポーツ科学は、日常の身近な場面で学びを生かすことができ、スポーツをする側・支える側としてもどちらも役立つ知識やスキルが学べます。
スポーツをする人口を増やしたい、スポーツを通じて人、世界を元気にしていきたいと思っています。その中でも、女性が活躍する機会や環境づくりをしていきたいと思っています。女性の社会での活躍が期待されていますが、まだまだその機会が少ないと感じています。機会を待つだけではなく、自ら行動して活躍できる機会を増やしていきたいと思います。
これからの自分に不安を感じ、進路をどのように決めたら良いか悩んでいると思いますが、スポーツ科学コースに入ったら多くの仲間と出会い、スポーツを中心に多くの経験をすることができます。その経験の中で自分のこれからを見つけて行くことができると思います。まずは自分の気になるところへ飛び込んでみたらきっといい方向に進んで行くと思います。