県民が安心して暮らせる
毎日を守る。

公務員分野

愛知県警察 (警察官)

後藤 薫さん

県民の皆さんの安心できる暮らしを守っていきたい。

地域課の警察官として交番勤務をしています。いわゆる「お巡りさん」と呼ばれる仕事で、110番通報の対応や地域のパトロール、落とし物の対応、被疑者の逮捕など地域の安全を守る仕事をしています。大学で学んだことを生かし、県民が当たり前のように安心して暮らせる毎日を警察官として守っていきたいです。また、女性警察官ならではの柔らかさや安心感を大切にしています。

多様な人と出会った教育実習が、今の道に進むきっかけに。

教員免許取得のために、実習で母校の高校や特別支援学校、介護施設に行きました。そこで関わった学生や高齢者の方々が、何の不安もなく笑顔で安心して暮らせるような、人々の平和な生活を守る仕事をしたいと思ったことが、この道に進むきっかけになりました。

教職課程での学び、柔道や剣道も、警察官として働く力に。

教職課程の授業では、指導者として生徒を教育することを目的としており、分からない人・できない人がどうしたら理解できるか、できるようになるかを考え、試行錯誤して模擬授業作りをしました。その中で、相手の立場や気持ちになって考えることがすごく大切だということを学び、警察官になった今でもそのことを心に留めながら市民応接しています。また、警察官に必要な柔道や剣道の授業も一流の先生に指導していただけたので、投げ技や竹刀の振り方など武道未経験の私でもできるようになり、今でもとても役に立っています。

「体育実技」授業の様子

引っ込み思案の性格が、大きく様変わり。

私はもともと人見知りでなかなか行動に移せないタイプでしたが、大学2年からスポーツイベント運営のボランティアに参加し、運営会社の方やお客さんなどさまざまな方と関わる経験をしました。4年生の頃には学生スタッフを取りまとめ、指示を出す重要な役割を任せてもらえるまでになりました。

たくさんの人と仲良くなれる、健康科学科。

健康科学科は実習やスポーツ祭などイベントが多く、学生の仲の良さはピカイチだと思います。イベントを通じて先輩後輩とも関係を作れますし、授業の中でも決まった友達だけではなく、さまざまな人とグループを作って活動をすることもあるので、たくさんの人と仲良くなることができます。卒業後も会ったり連絡を取り合ったりできる、一生の付き合いができる仲間ができて本当に良かったです。

Message

たくさん悩むことも、将来の道を見つける糧になる。

私がこの大学に入った頃は、教員免許を取ろうかなとぼんやりとしか将来のことを考えていませんでした。しかし、この大学での経験を通して、今や警察官として働いています。将来について皆さんも悩むことがあると思いますが、たくさんの経験をしてたくさん悩み、将来やりたいことや仕事を見つけてください。その中で私と同じ警察官になりたいと思ってくれる方がいたら嬉しいです。一緒に働ける日を楽しみにしています。