医療の一員として
いのちを支える。

医療

愛知県がんセンター (公務員/病院管理栄養士)

野原 万路さん

医療チームの一員として栄養サポート。

病院での実習で実際に働く管理栄養士を見た時、食事という誰にとっても身近なことについての悩みや不安に寄り添う姿が印象的で、現在の仕事を志しました。
今は、がん専門の病院で栄養管理や給食管理を担当しています。最良の栄養療法を提供するために多職種で構成された医療チーム「N S T(栄養サポートチーム)」の一員として、さまざまな職種と連携して栄養管理を行っています。給食管理としては、献立作成やアレルギー対応を行っています。患者さんから「食事がおいしかった」「食事や栄養に関しての不安や悩みが解消された」という言葉をいただいた時にやりがいを感じます。

必死に学んだ経験が、今の支えに。

管理栄養士の国家試験対策で、友達と一緒に合格をめざして勉強を頑張っていた経験が役に立っています。働き始めてからも学ばないといけないことは多いので、当時のことを思い出しながら勉強のモチベーションにしています。

印象深い、アメリカでのホームステイ体験。

大学時代は、アメリカの大学に海外研修に行き、ホームステイも体験しました。英語がまったくできない中、ホストファミリーとコミュニケーションを取らなければならなかったため、一生懸命ジェスチャーなどを交えながらコミュニケーションを取り、少しずつ交流を深めることができました。自分の成長を感じられた体験でした。

「海外研修」の様子


 

健康栄養学科の魅力。

調理実習やグループでの授業があるので、横のつながりが強いです。男子学生は少ないですが、その分卒業してからも定期的に会う友達が多いです。

さらなる自分の可能性を求めて。

臨床に出て学ぶことが多く、いろいろなことを吸収して成長していきたいです。また、もともとスポーツ栄養に興味があったので、「公認スポーツ栄養士」の資格を取得してアスリートの栄養サポートをしてみたいです。

Message

挑戦し、経験したことすべてが、未来の自分の力になる。

大学の4年間は、勉学に限らずいろいろなことに対して挑戦や経験ができる期間だと思います。自分の興味のあることに素直に向き合うことで充実した期間になると思います。