病院管理栄養士の業務は大きく分けて「給食管理業務」と「臨床栄養業務」があります。当院では一日に約1500食の食事を提供しています。調理の一部や配膳などは委託業者が行っていますが、患者さんにおいしく安全な食事を提供するために、管理栄養士は献立内容の確認などを行っています。
臨床栄養業務では、入院、外来の患者さんに対しての栄養指導や、病棟管理業務を行っています。栄養指導は1日に20~30件を、その日の担当栄養士で分担しています。栄養指導は、糖尿病、腎臓病、脂質異常症や肝臓病、がん、消化管の術後など、さまざまな方を対象にしています。当院では管理栄養士一人一人に担当病棟があります。担当病棟では、食事不振の患者さんや経管栄養を行っている患者さんに対しての食事対応など、直接病室に伺う栄養管理業務も行っています。